オススメ木材の紹介「ナラ」

木材は種類も豊富で、特徴も様々。
アムス工房は、木の特徴を活かした家具づくりを心がけています。

今回は、アムス工房がオススメする木材「ナラ」をご紹介します。

ナラはブナ科の落葉広葉樹。「どんぐり」が成る木です。
見た目の美しさと、堅牢さを兼ね備えた人気の木材です。木の皮に近い方から取った辺材（へんざい）は灰白色、木の中心に近い部分を使った心材（芯材）は暗灰褐色をしています。家具、建築のほかにも、船舶や洋酒のタル、シイタケの原木などに使われています。

ナラ材の特徴は、虎の毛のように見える模様「虎斑（とらふ）」です。木を切って板にする際、丸太の中心に向かってのこぎりを入れたとき、つまり年輪に対して直角に切断したときに現れる模様です。このような切り方をした部分は、最も硬くてよい部分とされています。丸太の中心から外れた位置にのこぎりを入れて板にすると、山型の木目が現れ、その美しさも人気です。

また、熱加湿による曲げ加工が比較的容易なため、チェアーなどの美しい曲線をつくり出せます。
アムス工房では、国産材のナラをテーブルや座卓、テレビボード、キッチン周りなどに使用しています。